近鉄鶴橋駅のKIOSK

わたしはいつも仲田君のお店の行き帰りに近鉄鶴橋で乗り換える。

でも彼が八戸ノ里でお店を始めるまで、近鉄線は奈良と伊勢志摩へ行くのに人生で2,3度使っただけ。

普段はまったく利用しなかった。

 

今は月に1度、乗ってるんだけど、鶴橋駅は上本町で乗り入れてる阪神線で神戸の方へも繋がってるし、奈良や京都、伊勢志摩、名古屋、大阪の南部、東側の生駒山沿いまで線路は続き、まさに近畿日本鉄道って感じ。

 

各駅停車を待ってるわたしの目の前に、いろんな所へ行く特急がどんどこ入ってくる。

1車両に前と後ろの2か所にしか出入口がない。全席座席指定だ。

ふらっと乗ってみたくなる。

 

昨日、鶴橋駅の階段を上がってきたら、オレンジ色っぽい小ぶりのポスターが目に入った。

いつもそばを通る、ホームにあるKIOSK、この呼び方ってJRのみかな、いわゆる駅の売店だ、に貼ってあったんだ。

この店は階段の下にあって、高さも幅も奥行きもなく、すんごく狭い。

中にいる人間一人見えるくらいだけ残し、ほぼ4方向ぎっしり新聞、雑誌、食品に飲み物などで埋め尽くされている。中の人、座る椅子あるのかなと心配になるほど狭い。

 

で、老眼では見えないそのポスターを見るため、近づいた。

大きめの字で「岐阜タンメン」と書いてあって、横に「寿がきや」のマーク。

ふーん、名古屋へも特急があるからね。岐阜県は愛知県のお隣だし。

と、その下に例のピンクの箱の「赤福餅」。

その左の細長いスペースに京都の「生八つ橋 夕子」と大阪みやげ「月化粧」の写真。

 

ん-ーーーーーん。

 

あの狭さで。

恐るべし、KIOSK