日本人

4月7日に緊急事態宣言が出された時、なんて遅いんだと思った。

あべのマスクはまだ届かない。今さら届いても、だけど。

「特別定額給付金」関係書類は昨日、届いた。

日本政府はすることがのろ過ぎる。

慎重を期するなんて場合じゃなかった。

宣言がもう1日、2日、1週間、早かったら、どれだけの人がコロナに罹らずにすんだか。

第2波に対して、今度こそ俊敏な対策を願って止まない。

 

しかし、お蔭で、日本人のよい面を見ることができた。

まず、基本的に日本は清潔で、日本人もきれい好きだ。

よその国をそんなに知らないが、少なくとも他のアジアの国々より清潔だと思う。

そして、相も変わらず、従順だ。政府のすることに、文句言いつつも従う。

罰則がなくとも、ちゃんと自分自身と家族、そして名も知らぬ他人のために、ルールを守ろうとする。

この従順さは、リードするものによって、戦争にまで突き進まされる危険性を孕んではいるが、今回のコロナ対策に関しては良いように働いた。

 

以前から書いているように、同じ関西圏でも大阪人の個性の強さは突出している。

阪神間の街に生まれて28年間住んだ。結婚して大阪に住んで40年近くなる。

未だに大阪に馴染めない。

その大阪人でさえ、コロナに関してはルールを守っている。

 

日本人って素晴らしい。