ミニ吟行

昨日、あれから自転車漕いで出掛けた。

10分弱、掛かった。天井川なので、最後の120メートル位の坂が結構きついのだ。でも、自転車を押したりせず、登り切った。

橋の向こう側に河原へ下りることのできる道がある。河原と言っても水辺ではなく、コンクリートなんかで護岸した、テニスコートやバーべキューできるスペースもある広い場所だ。でも、そこにも春の草が生い茂り、木には春の鳥がさえずっていた。

 

たった1人だが、それも近所だが、吟行だ。句帳と、鉛筆、歳時記を持って小一時間。つるつるつるつる出てきた。推敲せずにまず、五七五の形にしてメモった。と言うより詠みたいことが多すぎて、忘れないうちに書き留めるので精一杯。

 

帰宅してすぐ俳句の続きをしたかったのだが、買い物や晩ご飯の用意、片付けしてたら、7時を過ぎていた。

それから俳句。結局、10の「句」、というより「愚」がほとんどだけど、が出来た。まだほとんどが未完成だと思えるが。

 

それにしても、やっぱり吟行はいい。家の中でうんうん唸って俳句を詠もうとしてもなかなかできないのに、吟行なら向こうから押し寄せてくる。

いや、吟行ならいつでもという訳ではない。わたしが長い間、家の中に閉じこもっていたせいだ。たとえ、タンポポでも部屋にいて頭の中だけで考えるより、実物を見た方が手っ取り早い。タンポポの方からわたしに教えてくれるから。

 

という訳で、昨日の吟行は大成功でした!