似たもの父娘
結局、昨日はへろへろと過ごした。
座骨神経痛はびりびりするし、何もする気が起こらなかった。
本日も相変わらずではあるが、午前中だけでも雨は止んでるみたいなので、洗濯機回して、掃除した。予想通り、汗みどろ。全部終わってから、シャワーして、お化粧した。
昨日、シミやシワが日に日にひどくなってく とぐちったら「化粧があかんのと違うか。男は何にもつけてないけど、シミもシワもそんなにひどくない」と言った。「お化粧しないで外に出られないでしょ。女の肌の方が男のより、デリケートなのよ」
で、思い出した。2年ほど前に、上の娘が孫たち(男児2人)を連れて帰って来た時のことだ。孫たちには全員に「もーちゃん」「まりちゃん」と呼ばせている。相方もわたしも「ぢ」の音や「ば」の音がどうも好きになれないのだ。下の孫が「まりちゃん、お化粧してる時としてない時と、全然、違うね」と言った。すると、すかさず娘が「ごめんね。子供って正直だから」
ったく。それってフォローのつもり?そっちの方が応えるよ。
今日、シャワーの後、お化粧を始める前に、相方の方を向いて「どお?」って言ったら、目をそらした。
ったく。似たもの父娘だ。
へろへろと
朝からお疲れで掃除する気にならない。
この1週間ほど、梅雨の湿気のせいか、持病の座骨神経痛が右足の芯からじんじん痛む。
おまけに明け方の夢。
どこかの池の畔の宿に相方と1人の孫と泊まっていた。
この孫は上の娘の長男で中学3年生。頭は良くスポーツも万能、おまけにハンサムで、身長もとうにわたしを越えている。わたしには孫が4人、みんな男の子だが、1番の「お気に」がこの子なのだ。残念ながら血はつながっていないけれど。
で、宿をチェックアウトしようと荷物を詰めているのだが、大きなスーツケース4つに収まりきらない。サッカーボールまである。何度も詰め直すのだが、どうしても入りきらない。フロントで会計だけ先に済ませ、また部屋に戻ってスーツケースと格闘しているところで目が覚めた。
まるで本当に格闘してたみたいに、くったびれて、のろのろと起き上がった。
こりゃ、ダメだ。
明日は梅雨の晴れ間となりそうだから、掃除も洗濯も明日にしよう。
今日は1日、へろへろと暮らすことにしよう。
と書き終えて、天気予報、確認したら梅雨晴間は月曜日だった。
あっちゃー。どーしよう。
墜栗花雨(ついりあめ)
今朝、パソコン開けたら、Nさんからメールが入ってた。
ある句会がコロナで集まることができなくなってから、投句になった。つまり詠んだ句をお世話係のNさんちに葉書きやメールで送って、それをNさんがシャッフルして、先生方やみんなに送って、みんながそれぞれ選句。またその結果をNさんがまとめて、みんなに送る という誠にめんどくさい作業をして下さってる。
昨日、今月の投句をPCで、した。
すると、Nさんからメールが来た。
「投句、拝領。”墜栗花雨”は、なんと、読むのですか」
びっくりした。
「墜栗花雨(ついりあめ)」は「梅雨」という季語の傍題だ。梅雨の雨が栗の花を落とすことから来た語らしい。わたしは2年前に先生の出された兼題として、教室で説明を受けていたから、たまたま知っていた。今回わたしの詠んだ5句のうちの1句の季語として用いた。Nさんは80才を過ぎてらっしゃるけど、若々しくて優しくて、いつもわたしの愚痴を聞いて下さる。俳句のキャリアはわたしの10倍以上あるだろう。その方がわたしなんかに読み方を聞いてこられた。
なんて謙虚で素敵な方だろう。
いや、逆さまだ。彼は自分に自信があるから、わたしみたいなキャリアの浅い人間にも質問できるのだ。
今朝、彼から入ったメール。
「ありがとう。勉強になりました」
ね。素敵な方でしょ。
あっち向いてホイ
大阪は昨日、梅雨に入った。まあ、平年並みらしい。
7月の終わりくらいまで、じとじとむしむしが続く。
それだけなら我慢できるが、梅雨前線が集中豪雨の引き金となることがある。地滑りや川の氾濫など、とても恐ろしい。
そうならないように祈るしかない。
昨夜、今シーズン初めて、リビングのエアコンの冷房をつけた。
まだ比較的新しいエアコンで冬は暖房器具として使ってた。
27℃の冷房でひんやりし出したころ、エアコンからがさごそ、かなり大きな音がした。
様子を見ていたが、治まらない。
で、寝室で寝っ転がってテレビを見てる相方に「エアコン、なんか大きな音がする」と言った。
彼はリビングのエアコンの中を覗いたり、リモコン、いろいろと押しまくったりしたが、音は続いたまま。
「様子、見とけ」と嫌な感じの声で言い捨て、寝室へ戻っていった。
しまった。テレビをつけたまま眠ってたんだ。
彼は寝起きの機嫌がひじょーに悪いのだ。
おまけに基本、職人気質で器用なので、家にあるものが故障したら、見事に直してくれた。
わたしが、それを「すごい、すごい。天才だー」と誉めそやしてきたので、妙なプライドをもっている。そのプライドに、エアコン直せなかったことが抵触しちゃったんだ。
ダブルで機嫌を損ねた相方は寝室にこもっていたが、しばらくして食器棚でごそごそ、始めた。うちの食器棚は食器の収納だけじゃなく、炊飯器や電子レンジをスライド盤に載せて、使う時は引き出し、使わない時は収納して、ぱたんと蓋が出来るようになってる。ところが去年買った電子レンジが大きくて、裏でコードがじゃまになって、蓋を閉めるとき、スライド盤が少し手前に押されてる感じがする。って、夕方、相方に言ってたんだ。それを小さなフックをサイドに取り付けてコードを掛けて、きっちり蓋が閉まるようにしてくれた。
たった2人の家族であっち向いてホイしたくないじゃん。
だから、わたしはここぞとばかり「さーすがー。完璧。これですっきりしたよ」と持ち上げた。彼は片一方だけ口角を上げてニヤリとし、寝室へ引き上げていった。
めんどっちいよ。疲れるよ。
でも、大事な相方なんだから。
ハクビシンもどき
6月13日ではてなブログを始めて丸1年となる。
ブログを介して何人かのネット上でのお知り合いも出来た。
しかし、わたしのPCやネットの無知さゆえに、たくさん失礼をしてきている。
はてなブログを使ってらっしゃる方でも、ちょっとシステムが違うと☆を送れなかったり、コメントの書き方が分からなかったり。全く、お恥ずかしい限りである。
せめて、わたしらしさをもう少し表現したいと、アイコンの設定を試みた。
しかし、説明が分からず、今、はてなに問い合わせをしている。
何とか、13日までにアイコンを設定して、ちょっとだけでも皆さん方に近付きたいと願っているのだが。
さて、はてなは、いつ返事をくれるのだろうか。
返事が来ても、わたしに理解できるのだろうか。
不安と期待が入り混じっている。
相方が黙って、お昼の素麺の準備を始めた。
やばい。手伝わないと機嫌、損ねそう とまで書いて、素麺の準備、実食、片付けを終えた。金剛山の上に不穏な雲が降りてきている。洗濯物を取り入れる。
で、ようやくパソコンの前に戻ってきた。
昼食中、相方が昨日のソフトの練習中に見た変な動物の話をした。
小型犬ほどの大きさで、黒っぽい毛の面長な動物が、動けなくなっているのをメンバーが見つけた、らしい。誰かが水を頭からかけてやり、器に水を入れると、美味そうに飲みはしたが、ぐったりしていた、らしい。誰かが「ハクビシン」ではないか と言った、らしい。結局、グラウンドの近所の人に後を任せて帰ってきた、らしい。
彼がスマホで撮った写真を見たが、何か違うと思った。
ぜーんぜん違う生きものだった。
わたしがアイコン作りたいのと、ハクビシンもどきの話、うーーんと遠くで繋がってるような気がする。
鰻
さっき、宅急便が届いた。
上の娘から父の日のプレゼントだった。立派な箱に入った鰻。
冷凍と書いてあったので、急いで冷凍庫に入れた。
父の日は6月第3日曜日だから、今年は21日。まだ12日先だ。
先月の母の日のお花も早かった。
彼女はとてもきっちりしている。ほっそりした美女で、お勉強もできた。
下の娘は、まあ、貧しいというのもあるが、父の日も母の日も何も送って来ない。
顔立ちは悪くないのだが、肥満児でひどいいじめに遭った。勉強もできなくて、結婚するまで、コンプレックスの塊だった。
見事に違う姉妹だ。母親が違うというだけではなく、これまでの人生が彼女たちをまるで違うタイプの女にした。
共通項は、父親が同じだということだけ。
さて、彼女たちのどこが彼に似ているのだろう。
んーー。
見た目は違うが、3人ともハリセンボンみたいにトゲトゲしたところがあるのに、芯が優しい。
これだな、共通項。
わたしには彼らのような芯の優しさはない。身勝手で、ひとに厳しい。
昨晩、テレビで鰻、食べてるのを見て、わたしも食べたいと思ってたとこだ。
鰻は1人前。相方はソフトボールへ行って、まだ、帰って来ない。
さてさて、どうしたもんか。
ペットボトルの緑茶
昨夜は眠りが浅く、まだ頭がしゃんとしない。
昨日の晩、9時ごろ、相方が胃薬はないかと言った。
夕食は宅配ピザとサラダで済ませ、わたしは録画した鉄腕ダッシュを見ていた。
飲み過ぎ食べ過ぎ用の売薬を出しながら「胃、痛むの?」と訊くと「大丈夫」という。
彼の大丈夫は、とっても当てにならない。
胃ガンでも「食べ過ぎだ。大丈夫」なんて言ってた人だ。
12時ごろに「胃は治まった?」「うーん」「まだ、直んないのね」「・・・」
「明日の朝、病院へ行って」「大丈夫や」「だって、まだおかしいんでしょ」
「夕方、ペットボトルのお茶、ソフト用に買ってたのを飲んでから胃が重たい」
ベッドのサイドボードに500mlの緑茶のボトルがあり、まだ残ってた。
「ああ、それ、わたしも飲んだことある。濃いでしょ。わたしも胃の調子、悪くなったことある」
しばらく様子を見ることにした。
1時ごろ、彼はいびきをかいて眠っていた。
わたしは導眠剤飲んでも、なかなか寝付けず、結局寝不足気味だ。
彼は朝食をすませ、タブレットを見ていた。
朝食後に一応、胃薬を飲んだという。
「胃は治まったの。大丈夫なの」「大丈夫」「ホントに?」
「しつこい!」
もうちょっと他に言いようはないの?