豚は飛ばない
お昼のニュースで、どこかの養豚場で豚の感染症が発症してたくさんの豚が殺処分されたと言っていた。幸い処置が早かったので、周辺の養豚場には感染が見られていないとのこと。
これが養鶏場だったら。
鳥インフルエンザは鳥同士で感染が広まる。
ニワトリは飛べなくても、鳥の仲間から仲間へと感染していく。
あっという間に近隣の県へ、もっと遠くへ飛び火していく。
豚の仲間は飛べない。
だから、感染も食い止められそうだ。
じゃあ人間は?
歩くだけじゃなく、車で、鉄道で、飛行機で、人間は動き回る。
仕事だから仕方ない。
だよね。
同じ都道府県内だけじゃなく、日本中、どこへでも命がけで仕事に行く。
仕事がなかったら、家族が食べられなくなる。
一番、死亡率が高いのは高齢者だ。
せめて元気な年金生活の高齢者は、もっと自粛しよう。
家で籠っているのは高齢者にも精神的、肉体的負担になる。
散歩くらいならいいような気もするが、マスクしてたって通りすがりの人が感染の初期で気が付いていず、コホンと咳したのが、マスクのすき間から入るかも知れない。
それでうつったら、今度はわたしが感染源になる。
亀の甲より年の功。よーく考えて行動しよう。
豚は飛ばない。
だから、感染を防ぐことができる。
もっと豚から学べることがあるように思える。