釣り!
さっき、きゅうり男さんのガシラの唐揚げに関するブログを読んでいたら、急に釣りの話がしたくなった。
以前、書いたこととダブるかもしれないけど。
どうせわたしは前に書いたこと、よく忘れて同じこと書いてるので、今さらだけどね。
下の娘が幼稚園頃だったから30年ほど前、阪和自動車道が開通した。上の娘も高校に入ったくらいで、珍しく一緒に来ていた。せっかく和歌山まで来たんだから足を延ばして湯浅まで行って、美味しいお寿司でも食べ、名産のお醤油でも買って帰ろうと相方が言った。
ところが、湯浅に着いたのが2時を廻ってしまい、お寿司屋さんは夕方までお休みしていた。
仕方がないのでそばの広港を覗きに行った。
港の中の水もきれいで、海中が透けて見えた。
いる!いろんな魚がいっぱいいる!
で、相方はすぐそばにあった釣り具店へ行き、簡単な釣り道具セット2つと餌を買って戻って来た。木製の船の影に魚が集まっていたので、そこへ鉤を落とすとすぐに引きがあった。子供たちはすぐ飽きてしまったので、相方とわたしで続きをした。
結果、結構大きな鯵にカマス、鰯など、ビギナーズラックでたくさん釣れた。
これがわたしの釣り人生の中で釣果が1番の日だったんだ、数じゃなくて内容が。
その後、竿やリール、仕掛けやバケツ、クーラーと釣りの道具はドンドン、増えていった。
わたしが乗り物酔いをするので船釣りはダメで、もっぱら波止釣り。
魚に餌やりに来たのかと思う日もたくさんあったが、餌を付けなくてもサビキに鰯や鯵(ただし、豆鯵だけど)がわんさか釣れる日もあった。
きびなごを餌に太刀魚釣りに凝ったこともある。暗い海に電気浮きの赤い灯が沈み出すと、太刀魚との駆け引きが始まる。
あー、思い出すだけでもワクワクする。
釣った魚はいつも、みんな、美味しくいただいた。
でもね、阪神淡路大震災から後、大阪湾の魚の数、それも回遊しない根魚のメバルやガシラの数が減ったみたいに感じる。
相方が50前にソフトボールを始めてからは、釣りのために車を出すことはほとんどなくなった。
最後に行ったのは3年前の淡路島。
わたしの誕生日プレゼントとしてちょっといい旅館に泊まり、翌朝、釣りをした。
ほとんどボウズだったけど、わたしは海とわたしが釣り糸で繋がっているだけで幸せだった。次の瞬間、魚が食いつくかもしれないんだから。
行きたいなー、釣り。