唱歌「紅葉」
今日はひんやりしたせいか、朝から頭ん中で「紅葉」の曲が何度も聞こえた。
確か小学校の時、二部合唱で習った。
秋の夕日に照る山紅葉
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓や蔦は
山のふもとの裾模様
1行目の「照る山紅葉」に引っかかってしまっていたのだ。
子供の時は「照る山」と「紅葉(もみじ)」の二つに分かれ、単に夕日に照らされた山があって、もみじも紅葉していると思っていた。
それが最近「山紅葉」というカエデ科の植物があることを知り、歌詞も「山紅葉」の事かもと考えたりした。
しかし、2行目以降、「濃いも薄いも数ある」とか「楓や蔦」で「裾模様」ときた。
それでようやくこの歌の「紅葉」は「秋に木の葉が赤や黄色に色づくこと」なんだと分かった。
小学唱歌を理解するのに半世紀以上かかってしまった。