お子様ライス

このブログ、大谷君のMLBのライブ、相方と見ている時に、あ、これ、書こうと思ったんだから午後1時半ごろじゃないかしら。

 

それが4時過ぎちゃったのはくーさん(id:ap14jt56)のせい。

 

「一語多義の豊かさについて愚考する]というタイトルで、竹西寛子の「古典鑑賞あるいは古典について」の引用から始まる、ちょーむずーいブログを広辞苑片手にがんばって読んだんだ。30分以上かかって、ちょっと分かったような気になって、それから小一時間掛けて、中途半端な知識をひけらかしてコメント書いた。

そしたら、くーさんはお返事を下さって、わたしの間違った所に赤ペンをお入れになった。

あー、恥ずかし。

 

わたしの今日のブログは、エンジェルスのトラウトの首振り人形が今日のお客さんにプレゼントされるって話から、不二家のペコちゃんの首振り人形を懐かしく思い出したことから始まる。

 

わたしの父方の祖父は交通事故がもとで60過ぎに亡くなった。わたしが幼稚園の頃で、60年以上前のことだ。

横浜の伯父の家族とうちの家族などで納骨に行った帰りだったと思う。

商店街に不二家のレストランがあり、わたしの背丈程あるペコちゃんが表に飾ってあった。

うちの父は和風の食べ物を好み、たまの外食も和風ばかりだった。

伯父は洋風の好みで、子供もいることだし、ここにしようとみんなで不二家に入った。

そこで人生最初で最後のお子様ライスを食べた。確かエビフライが付いていたと思うけど、しかとは言えない。でも、美味しくて嬉しかったのはしっかり今も覚えている。

それ以降、不二家でケーキを買うことはあっても食事をすることはなかった。

 

で、そのペコちゃんが首振りだったとずーっと思っていたのだが、さっき調べたら、首振りタイプが出たのは1998年、たった24年前だったんだ。

不二家のペコちゃんは首を振るものだと人生のどこかの時点で思い込んで、記憶まで摺りかえていたみたい。

 

でも、あの日の不二家のお子様ライスはおいしくて、ペコちゃんは笑顔でわたしたちを迎えてくれたことは間違いない。