感謝
先週、相方の仲のよかった同級生が亡くなったと聞き、相方が「俺も後10年ほどかな」って言った。
今年の2月の40回目の結婚記念日は、とっても地味に家で2人でした。
その時は考えてなかったんだけど、彼のこの言葉で50回目の結婚記念日、金婚式が2人とも元気でできるかどうか分からないんだ と気付いた。
途端に、彼の食が細くなり筋肉が落ちてきていることや、わたしの耳や歯がなかなか治らないことなど、老化がずっしりと心にこたえた。
彼の家系には短命な方が多かった。
対して、わたしの家系は長生きだ。
いずれ彼を見送ることになるだろうとは思っていたが、その後、わたしは彼のいない世界で生き続けなければならないのだ。
わたし、不安だ。
彼のいない世界に耐えられるだろうか。
安定剤を飲む。
少し楽になる。
考え方を変えてみる。
いままでの彼との人生で、そりゃ喧嘩はしたし、考え方の合わない点が多々あっても、それぞれの個性だからと認め合ってもきた。
とっても充実した素晴らしい40年だった。それは間違いない。
これから10年か20年か分からないけど、まだ2人の人生は続く。
今までの幸せな40年には続きがある。
素敵なおまけだ。
毎日、毎日、感謝して楽しもう と思ってる。