鬼滅の刃

昨夜、録画していた「鬼滅の刃 第四夜 那田蜘蛛山編」というのを見た。

初めの3分程でこれはわたしには楽しめそうもないと分かったが、一応作った方々に敬意を払って、3時間近くかけて最後まで見た。

 

昔、わたしの実家では母に「装苑」と「ミセス」という雑誌を毎月、本屋さんが届けてくれていた。本が好きだったわたしにその本屋さんが「少女向けの新しい雑誌が出ました」と新刊の「マーガレット」をくれた。その表紙を今でもはっきり覚えている。金髪の可愛い女の子の上半身をたーくさんのマーガレットの花が取り囲んでいた。

結局、マーガレットをとり始め、これがけっこう長いこと続いた。

少女漫画は好きだったけれど、大きな目がほっぺたの位置に描かれているのが子供心にも違和感があったんだけど。

 

わたしが親になり、子供がテレビで見ていたアニメの時間帯は、わたしは夕食の準備や後片付けで忙しく、まともに見ていなかったが、年に一度、子供のお友達んちと一緒に映画館へ「ドラえもん」を見に行った。ドラえもんは少女漫画ほど目の描き方が極端じゃなかった。

それから「となりのトトロ」など、宮崎駿の作品も普通の顔に普通の目が描かれていた。内容も素晴らしいと思った。

 

子供が大きくなってからは、アニメは全く見たことがなかった。あ、テレビでやってたスタジオジブリ物はいくつか見たが。

 

で、四半世紀ぶりに今はやりのアニメを見たら、また、ほっぺた一杯の目に再会しちゃったわけ。

 

内容はあれだけでは分からないが、ベースとなるのは戦いを通しての愛と憎しみ、友情だろうか。あれの実写版は作れないだろうか。今の技術なら出来そうな気もするが。

 

どうも未だに登場人物たちのあの顔の描き方に拒否反応が出てしまうのだ。

 

実写版で見てみたいものだ。