フォーレのレクイエム

はい、朝からバタバタして、お昼過ぎ、久しぶりの俳句の教室でみなさんの顔を見て一安心。

でも、投句の方もいらして、その方たちを入れて12名だった。

皆さんの話題はワクチン接種。

大阪でも市町村によってホントに様々。

でも、皆さん65才以上、多くは70代、80代なので、何とか予約入れられたり、先生などは1回目のワクチン接種、終えられたようで一安心。

 

先生の授業は上田五千石についてで、「いま、ここ、われ」を大切に「眼前直覚」の句を詠んだ有名な俳人だそうだ。難しい。出来そうで出来ないことだ。

その後、3句出しの句会で、一応すべてに並選はいただけたが、全部に1こと2こと、注意を受けた。ま、言われるだろうなと分かった上で出したんだけど。

どこまでなら先生はOKなのか、知りたいので。

そのラインぎりぎりくらいで、わたしっぽい句を楽しく詠んでいきたいから。

 

今年の初めくらいから参加されたKさんが「レクイエム」という言葉の入った句を書かれたのだが、それで彼女が今、合唱をなさってることが分かり、わたし興奮しちゃった。

 

早速、帰り道、合唱の話をした。

彼女は10年くらい前からだそうで、わたしは10代終わりから20代終わりにかけての10年ほどだった。今、彼女はフォーレのレクイエムを練習中ということで、わたしは大学4回生の時、亡くなったタコさんの協力を得て、定期演奏会フォーレをしたとか、その曲の中の「イン パラディズム(天国にて)」という美しいソプラノのソロがコッポラの「地獄の黙示録」の最終の惨たらしい殺戮のシーンに静かに流れるよね(たぶん。自信ないけど)とかいーっぱい話した。

彼女は「また歌えばいいのに」とおっしゃるが「わたし、もうデルカンテでは歌えない」と言った。カラオケで地声でシャウトなんかしてきたから、余計に荒れている。

彼女は綺麗なアルトの声を持ってらっしゃる。

おまけに、たぶん自然にだろうけれど、喉に負担のかかりにくい話し方、なさる。

 

ガサガサした自分の声がちょっと恥ずかしかったよ。