整骨院仲間

先日、相方がえんどう豆を袋に一杯、持って帰ってきた。

整骨院仲間のTさんがいただきき物をおすそ分けしてくださったらしい。

 

彼女は相方より年上で、離婚なさってて女手一つで子供を2人育てられた。

彼女は相方を気に入ってくださってて、数年前のバレンタインのチョコが始まりで、相方に食べ物や植物園のチケットなど、こちらの負担にならないような小さなものを下さる。相方は時折、お礼に整骨院の近くの喫茶店のモーニングに誘って、2人でおしゃべりしてくる。

 

4月の中頃に、何だったか忘れちゃったけど、いただいたもののお礼をしに彼女の仕事場へ行くと言うので、わたしは好奇心からついていった。

Mister Donutでドーナッツを買って彼女の仕事場へ行った。

 

団地の角を左に曲がると二階建ての小さな部屋が並んでいる建物があった。

金属の階段を上って2階の手前から2軒目が彼女の仕事場だった。

ドアの右手の窓が開いていて、中が見えた。

彼女は一心にミシンを掛けていた。

ショートヘアの小柄な方で、可愛い薄ピンクのエプロンが似合ってた。

相方が「ウチの家内です」って言うので「いつもお世話になってます」と言った。

「いいえ、こちらこそ。よかったら中、入って下さい」とおっしゃったけれど、ドーナッツだけ渡して帰ってきた。

 

ふーん、彼女か。

いい感じのおばさんだ。

 

彼女はきっとうちの相方が好きだ。

だって、整骨院には他にお知り合いもいるだろうに、うちの相方だけにこっそりと、いろいろ下さるんだよ。

 

彼は男前じゃないし、おまけに口下手だ。

一緒にコーヒー飲んでても、ほとんど彼女が話してるんだろう。

でも、客観的に見て、いい光景だ。

 

客観的に見ることができるのは、40年の結婚生活の賜物なんだよ。