男にモテる男
1月11日、相方の誕生日。
72才になった残り福の男。
ソフトボールのどこのリーグにも属していない小さなチームの監督3年目。
彼はそれ以外にも2,3のチームのメンバーだ。
その中の、リーグに属しているチームのE監督がワンマンな人なのだそうだ。そこのキャプテンが高齢で体調も優れないので辞めるという。で、いろいろあって、周りから相方にキャプテンをしてほしいとの話があった。E監督は相方をある意味、怖がっている。他の人が言いにくい監督への要望をずばずば言うし、相方が辞めると一緒に辞める人が出るだろうし、相方が紹介して試合に来ている2チームも来なくなるのでは など、彼の存在はあのチームでは大きいのだ。もちろん、ハイシニアの中ではまだ若手で、打つも投げる(ウインドミルだよ)も結構上手いんだ。のろけかな。
ま、そんな訳で今、彼の周りはわさわさしてて、毎日、誰かから電話がかかってくる。
わたしは蚊帳の外だけど、彼が一杯いっぱいになった時は、わたしにぜーんぶ話す。
話すのが苦手な人だから、話が前後したり、主語が違う人になってたりと、聞くのも大変なんだけど、彼はこれで頭の中を整理してるんだろう。
基本、誰にでも優しい人だけど、怒らせると怖い。
わたしには甘えかかっているから、彼は特別やさしくもなければ、怖くもないけど。
でもさ、男前のダンナより男にモテる男の方がわたしはいいな。