言い草

今朝、相方とちょっと揉めた。

 

うちの車、メルセちゃんの電気系統に問題があるらしい。

走るのには問題はないらしいが、何といってももう19才、売ることは難しそうだ。でも、最近、バッテリーを変えたところだから、今ならいくらかにはなるみたい。

何軒か、車屋さんに見てもらうつもり。

相方とわたし、それぞれの実家もお墓も車がないと大層不便なのだ。少なくとも母が生きている間は必要だ。だから、次の車を今のうちに買っておこうということになった。

 

で、わたしは地球温暖化を考えたらハイブリットがいいとか、今はやりのワンボックスなんかはわたしたちの年には必要ないし似合わないとか、好きなことを言った。

すると、相方が「俺が運転するんだから、俺が決める」と言った。

ムカッときた。

内容もだけど言い方が気に入らない。

 

14年前に車を買い替える際、国産の車を見ていた相方に、若いころから憧れていたベンツにしたら、と勧めたのはわたしだ。還暦間近だった相方の顔は、もうベンツに位負けしないと思ったからだ。相方はわたしの勧めに従い、ベンツを買った。メルセちゃんと名付け、14年間、大切にして、楽しんだ。

 

そのわたしに何という言い草だ。

 

しばらく、口を利かなかった。

「メルセちゃんを買うように勧めたの、わたしよ。あなただけで決めたんじゃないよ」

と言うと

「うん、一緒に決めよう」

って。

 

それでよし。