匿名性
昔の少女雑誌などにはペンパルコーナーがあって、文通の相手を見つけることができた。住所、氏名、年齢なんかを書いて、その雑誌の編集部へ送ったんだろうね。わたしはしたことないけど。
今では考えられないよね。
自らの情報を不特定多数にさらけ出すなんて。
でも、それでお友達のできた人もいるみたい。
いい時代だったんだな。
ブログにはある程度、住んでるところの情報は混ざってくる。
でも、本名は出さない。自分や家族の顔写真も載せない。載せてる猛者もいるけど。
匿名性のもとに、出来ることと出来ないことがある。
その狭間のこんな非現実的な世界なのに、匿名同士が喜びや悲しみ、時には怒りなどを分け合い、励まし合っている。なんと人間くさい場所だろう。
よほどの意志を持ってしないと、自分とは全く違う人物になりすますことは難しい。
例えば、わたしがJKのふりをしてブログを書くことは、しばらくはできても1年も続けてはいけないだろう。
結局、本名じゃなくハンドルネームであっても、本性は隠せないような気がする。
でも、意外とたくさんの別人28号がいたりして。
50年くらい前にテレビで放映してた「鉄人28号」のだじゃれだけど、こういう所からしっかり年齢もばれていくんだな。