個性的

目眩はましになったが、まだ何んかした拍子にぐらっとくる。

今回が一番、長引きそう。こういう時に歳を感じちゃう。

昼食後、お茶碗を洗って、タオルで手を拭こうとした。

途端にまた、ぐらり。

相方に「また来たよー。ひっくり返って頭でも打ったらどーしよう」と言うと、「ヘルメット、被っとけ」だってさ。

実際、彼の実家は工場してたので、うちにも1つ、2つあるんだろうけど。

いつもの仏頂面なので、冗談か本気か、分かりづらい。

 

とまで書いて、歯医者さんへ歯のお掃除に行った。

いつもの歯科衛生士さんが「こちらへ、どうぞ」と治療用の椅子へ。

ところが、椅子を斜めに倒された途端、また、ぐあんと来た。

事情を説明し、例のポニーテールの金太郎さんの先生とも相談して、目眩が治ってから連絡することに。

先月、行きそびれたので、何とか早めに治まってもらいたいものだが。

 

で、マンションに帰ってきた。1階の郵便受けを覗いたら、先生の投句会の結果が届いていた。こわーい。

バッグにしまって見ないようにして、家についてからそおーっと開いた。

5句出しで特選1、並選2、次点1。

ほっ。

よかった。

 

あの季語、「鵙の贄」使った句が特選だった。

前のよりはおとなしめだよ。

 

静かなる阿鼻叫喚や鵙の贄

 

4文字熟語なんかもホントはよろしくないんだけど、まあ、先生はよしとして下さった。

 

けったいな句ではない。

個性的と言ってほしい。