舌の根も乾かぬうちに

相方はこの暑い中、ソフトボールの試合のお手伝いに行ってる。

彼の入っている何チームかのうちの1つが、大きなリーグに属しているので、自分のチームが出場しない時も、グラウンドの整備や片付けにかり出されるのだ。

朝6時半、グラウンド集合。5時台に起きて行ったのだろう。

わたしは昨夜は2時過ぎに寝たから、5時なんて白河夜船。

9時に起きたころに彼はもちろん影も形もなかった。

 

昨晩、ちょっとしたことでわたしは気分を害し、それから彼と口をきいてない。

 

彼は用事のない日は、ほぼ1日、寝室にこもり、テレビを見たりタブレットを覗いて過ごす。その合間にうつらうつら、寝ている。

「あんまり昼間、寝ると、夜、寝られないよ」と何度も注意する。

昼に寝なかったら、いや、寝ても、夕食後、アルコールが入ると、うつらうつら始める。これが深い眠りになることがあり、お風呂と何度、声をかけても出て来ない。ついに寝てるそばへ行って「お風呂!」と大声で言うと、びっくりして目を開き「分ってる」と怒鳴る。その声の怖いこと。その後、また眠ることもある。で、また、起こしに行く。で、また怒鳴られる。

 

昨夜は2度、起こしに行った。でも、起きないのでわたしが先に入って頭を洗っていると、突然入ってきた。

「今、頭、洗い始めたとこだから時間かかるよ」

「かまわん。温もってる」

そう言われても、のぼせられても困るし、声が怒ってるし、大慌てで髪を洗い、彼とチェンジして、さっと温もって風呂を出た。

 

何なの。なんであんなに怒る必要があるの。

こっちは、ソフトで早く起きなければならないいんだったら、早めにお風呂、すませて寝た方がいいと親切で言ってるのに。

 

今までにも書いたことあるような気がする。

 

帰って来ても、こっちから口きいてやらない。

でも、彼はもう、忘れているんだろうな。

ふう。