一蓮托生

先日、どなたかがブログで書いてらしたが、コロナで自粛して、買い物もまとめ買いして、なるべく家にいるようにしたら、1ヶ月の生活費が今までよりかからなくなったとのこと。

うちも全くその通りだった。月末に〆るのだが、毎月3万から5万、残ってくる。

これを相方は「飲みに行かんようになったからや」と言う。

まあ、それはその通りだ。週一回は居酒屋や近所のバーへ行って、ママさんやマスターや常連さんたちと,飲み食いしながら楽しく過ごしてたから。

彼は行かないことがよい というニュアンスで言っている。自粛が全く必要でなくなっても、外食や外飲みは控えたほうがよいという考えなのだ。

彼も外でしか飲めない生ビールが恋しいのは一緒だ。それでも、じりじり減ってくる年金を考えると、月々の支出を減らしたいという気持ちはわかる。

でも、お金は楽しく使ってこそ値打ちがあるんじゃないかな。

 

彼は子供のために、少しでも多く残したいんだ。

彼女たちには必要な教育を受けさせたし、今は結婚して妻として母として独立した人生を送っている。わたしはたまたま父や叔母が亡くなった際に、まとまったお金を遺産として受け取った。彼もわたしや娘たちに出来るだけ沢山の遺産を残したいんだろう。だから、生活を切り詰めようと考えているふしがある。

 

彼はソフトボール、わたしは俳句で趣味にお金を使っているが、そんなに大金ではない。わたしたちの人生に必要なものだし。

外へ飲みに行ったり、街でちょっとしたものを買ったりするのも、人生の潤いなんじゃないかな。

 

まあ、いずれにせよ彼とわたしは一蓮托生なんだから、新型コロナ肺炎の治療薬が出来た後も、喧嘩しいしい生きていくんだろう。