印象派

たった2人の家族でも夏場の洗濯物の量は多い。

衣類もだが、何といってもタオル類の多さがすごい。特に相方のソフトボールの試合の翌日は(早く終わって帰った日はその日)すんごい量になる。

洗濯を干し終えてから、部屋のしつらえをちょっとだけ夏っぽくした。

テーブルランナーを薄手のに変えたり、小さな額縁の中の絵、いろんな美術館や博物館で買ってきたポストカードだけど、を入れ替えたりした。

ポストカードの4分の1は印象派だ。

わたしが印象派好きというより、日本の美術館で開かれる展覧会は印象派が多い ということだ。

 

わたしは高校生の頃、美術部にいたことがある。秋の文化祭に模写を展示することになった。はじめはルノアールの油絵の少女像の模写をしようとした。でも描くにつれて、何か違う感が強くなってきた。だからポスターカラー(だったと思うんだけど。アクリル絵の具はまだなかったと思うから)を買いに行って、大きな木枠に大きな紙を取り付けて、ミロの模写をすることにした。まず、画面を真っ青に塗った。それからが大変だったんだけど、すごく楽しかった。わたしにはこっちの方が合ってる、面白い って思った。

 

印象派はきれいだし、明るい。当初は非難を浴びたらしいが、沢山のすばらしい画家を輩出した。彼らが次第に新しい方法を見つけ出し、実験的な手法を取り入れ、抽象的で自由な現代美術へと繋がっていった。

とまあ、ざっくりそう理解してるんだけど。

 

イタリアには山のような美術作品と山のような教会、美術館がある。

どこ行ってもほとんど宗教画。みーんないっしょに見える。つまんない。

だから最後に行ったベネチアではグッゲンハイム美術館へ行き、現代アートの楽しさを満喫した。

 

印象派もいいけど、もっといろんな美術展してほしいな。

できたら現代アートでお願いします。