自己顕示欲

先日の投句5句の結果がメールで来た。

 

結果はお二方の先生からそれぞれ1句に並選いただいた。まあ、それは大体、いつも通りだ。でも、互選(俳句を詠んだ人同士で選すること)がいつもの1人5句ずつではなく、10句だったので、わたしの詠んだ5句もすべてがどなたかの選に入った。

これはとても嬉しかった。

わたしはキャリアが浅いのに(から?)、うちの結社と傾向の違う句を詠みたがる。唯一、わたしの教室の先生だけは変わった句でもよい句ならとって下さる。

これはこれで、また難しいのだが。

で、今回、投句した会のメンバーはうちの結社のすごい先輩方ばかりで、わたしの句など洟も引っ掛けられないのが常だった。

なのに今回、互選がいただけたのは、5句のうち4句は、わたし的にはすごく大人しくて地味な句にしたからだと思う。ある意味、置きにいったのだ。

 

あー、微妙。

毎日のように俳句のノートに書いてはいても、自分でも納得のいく句はほとんどない。

その少ない中から、投句先のメンバーの傾向を考えて出すのだ。

時々、先生が句会でわたしの句を沢山とって下さることがある。

その時の句は季語を見る角度がちょっと変わってて、表現もちょっと違う。

ある意味、先生は新参のわたしに期待して下さってるのかも知れない。

もし、そうならありがたいことだ。

 

基本、ひとと違う句が詠みたいのだ。

まだ3年しか俳句やってないのに、何十年のキャリアの方々に対して僭越だが。

 

自己顕示欲、強すぎる。