2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

選ばれる

ずーっと鬱陶しい話ばかり書いてきてごめんなさい。 自分がつらいことは他の方が読んでも楽しいはずはないのにね。 先週、母が亡くなった翌日にわたしが入っている俳句の結社の9月の句誌が届いた。 ほりっ放しにしていたのだが、今週になって手に取った。 …

心の平安

母の葬儀の翌日23日、長女は帰宅するため新幹線に乗った。 しかし、台風15号の影響でほとんど進まず、大阪へ戻ることも出来ず、結局、帰宅できたのは24日の午後だった。 ただ、彼女の乗っていた新幹線は駅で止まったので、翌朝、売店が開き、水や食べ物…

見守る

自宅のベッドの上で母は薄目を開け、口をぽっかりと開いていた。 このままで棺に入れられるのだろうかと叔母と小声で話していたら、急に涙が出てきた。 美人で素敵な母だったのに、死はあの優しい口元さえ奪ってしまった。 9月19日、台風14号が来かけた…

母 逝く

今朝、電話があった。 9時半に来て下さった看護師さんが母が亡くなっているのに気付き、そこからケアマネージャーさんへ、そして家族に連絡をして下さった。 母は自分の家で死にたいとずっと言っていたから、きっと本望だったろう。 先日、40℃の熱を出し、…

お子様ライス

このブログ、大谷君のMLBのライブ、相方と見ている時に、あ、これ、書こうと思ったんだから午後1時半ごろじゃないかしら。 それが4時過ぎちゃったのはくーさん(id:ap14jt56)のせい。 「一語多義の豊かさについて愚考する]というタイトルで、竹西寛子の「…

ププッピドゥウ

今日はH教室の日で5句出し、並選2,特選1だった。 そして今日もわたしの推しの1句は選から漏れた。 季語は「鰯雲」の傍題の「鱗雲」。秋の空にたくさん浮かんでいる、丸くて小さくて薄い雲。 マリリンのププッピドゥウと鱗雲 マリリンという名前のくるく…

気分転換

今週のお題「キャンプ」 35年近く前、相方の友達家族などと車3台で2時間ほど掛かる、とある川の上流でキャンプをした。まず、パラソルを立てたり、ブルーシートで影を作ったりして、それからバーべキューの火をおこし、食材を焼くまでかなりかかった。 …

中秋の名月

昨夜、2022年9月10日の夜は中秋の名月で、おまけに満月だった。 夕方からそわそわとベランダへ出て空を眺めたが、濃淡の灰色の雲が空を覆っていた。 暗くなってからも、雲の影で月は見えなかったり、見えても一部だったり、ぼんやりだったり。 真夜中…

楽しみ

今日、心療内科へ行こうと信号を渡った先の道の隅で、携帯で話をしている男性にふと目がいった。 I君だ。 真っ黒に日焼けして丸坊主でみっしり太っている。 彼はわたしに気付き、携帯で話しながら会釈した。 わたしはVサインして傍を通り過ぎた。 診察が終わ…

祈る

午後、相方と実家へ行った。 実家の3軒隣に住む母の妹の叔母と弟夫婦とソーシャルワーカーさんとヘルパーさんと看護師さんお二人、狭い応接間で先日の母の40℃の熱についての説明と今後の方針についてお話して下さった。 わたしたちは看護師さんたちのお話を…

難聴

何時ごろからだろう、相方の見てるテレビのボリュームが大きいなと思うようになったのは。 わたしには大きすぎて耳が痛いと思うほど。 一度、お向かいの耳鼻科へ相談に行って と何度も言ったけれど「また今度」でお終いだった。 彼が働いていた実家の鉄工所…

中学から女子校へ行ってた。 高校卒業真近に3年生全員、講堂に集められ、資生堂のお姉さんからお化粧のいろはを教わった。 昔は高校卒業するまでお化粧しなかったし、してる子は不良だ と思いこまされていた。 母も資生堂を使っていたし、わたしも卒業して…

祖母と衣被(きぬかつぎ)

さっきN教室から戻ったとこ。 今日は先生の講義と3句出しの句会の日。 講義は裏側を詠む話と無意識な動きを詠む話。 路地裏の句や裏木戸の句、目隠ししても目をつむっちゃう句など面白いお話が沢山。 わたしもこういう方向からの句を書いてみよう。 その後3…