最後のひとつ

今週のお題は「私の好きなアイス」なんだけど、甘いものは苦手なんだ。

特に、安いケーキやシュークリームになどに入ってる生クリーム。

しつこいだけで濃(こく)がない。

アイスクリームもハーゲンダッツくらいのものなら、しつこくないので食べられるけどお高いもんね。

まあ、どっちにしてもアイスクリームはあまり、食べない。

 

でも、氷は好きだ。和風の甘味処にある宇治氷。宇治金時の小豆の入ってないやつ。

夏場、京都でちょっと休みたい時は、河原町の三条と四条の真ん中あたりにある甘味処へいく。残念ながら、お店の名前は忘れちゃったけど、お抹茶の香りが勝っていて、甘さは控えめ、最高の氷を出してくれる。

スーパーやコンビニでもカップ入りの宇治金時(宇治氷はないんだ。よっぽど少数派なんだな)を買い、冷凍庫に入れてる。

相方はアイスでもケーキでも大好き。甘いものに目がないんだ。

自分のアイスクリームがなくなったら、当然、わたしの氷にも手を出す。

ま、余分に残ってればいいけど、最後の1つだとやはりもめる。

 

ビールの最後の1缶ほどではないけど、ね。

シーザーサラダ

昨日の晩ご飯はうちの定番、シーザーサラダだった。

シーザーサラダってあのシーザーが好んだとか言うの、嘘なんだって。

メキシコの「シーザーズ プレイス」ってレストランのオーナーの名前だった。

ま、おいしけりゃ何だっていい。

 

ほんとはロメインレタスらしいけど、なかったら普通のレタスでも全然かまわない。

野菜室の中の野菜を適当な大きさに切って、大きなサラダボールでまぜこぜにする。

昨日はレタス、きゅうり、ミニトマトブロッコリー、黄色のパプリカを入れた。それになすを焼いて皮取って大きめに切ったのも。カリカリベーコンを入れるんだけど、このごろ近くのイオンでパンティエッタ(イタリアのベーコンみたいなのを太めのマッチ棒状に切ってあるやつ)を売ってるのでこれをカリカリにしたのに、冷蔵庫に残ってたいろんなチーズを小さく切ったのも。それにクルトンの代わりに、フランスパンを小さめにちぎったやつを、オリーブオイルでこれもカリカリにして上からほおり込む。

さて、真打登場。温泉卵を適当にのっけるんだ。

手元のお皿にサラダをとり、シーザーサラダドレッシング、うちはキューピーのやつ、をかけていただく。カリカリパンでお腹にどんとくるし、いろんな種類の食材が入ってるから健康的だと思う。ただし、食べ過ぎたらだめだけどね。

焼きなすと温泉卵、合うよ。

 

いっぺん、やってみて。

季語

6月提出分の俳句はもう結果も出た。

いろいろ努力したつもりだったが、大した成績ではなかった。

でも、キャリアの浅さからすれば当然だと考えるようにしている。

・・・んーん。焦っても仕方がないことは分かってはいるが、残された時間を考えるとやはり焦ってしまう。

 

今は7月から再開される句会や教室の兼題をまず考えている。

兼題というのは宿題みたいなもので、普通は季語だ。全部で5句出しのうち2つか3つ、兼題が出される。

6月は「風薫る」とか「玉葱」「蜘蛛」「枇杷」なんかだった。

教室では季語以外の言葉で、それに季語をプラスして詠む兼題もある。

例えば「顔」という兼題だったら「笑顔」「思案顔」に季語を合わせる。そのまま「朝顔」「昼顔」の季語で詠んでもいい。

 

俳句の世界では7月で夏は終わる。8月はじめに立秋があり、その日から秋となる。

 

歳時記の中で、春は新暦の2、3、4月、夏は5、6、7月、秋は8、9、10月、そして冬は11、12、1月で、1月には新年という別の歳時記もある。四季はそれぞれ「立春」「立夏」「立秋」「立冬」が境となる。

新暦にしても、実際の温暖化の世界とはあまりにもかけ離れた設定で、偉い俳人たちも歳時記を何とか現実に即したものにとしようとしているらしい。だって、「夏休み」は夏の季語なんだけど、立秋以降の方が長い。使いづらいよね。8月は歳時記では秋なので、夏真っ盛りなのに暑そうな季語は「残暑」くらいで、あとは涼しそうな季語だらけ。

 

暑がりのわたしは8、9月に秋の句を詠むのに苦労する。実感が伴わないからだ。

今のうちに、夏の季語、一杯使っておこう。

6月にして、気温は30度、冷房入れて麦茶飲んでアイスクリーム食べて、蚊もいれば、朝顔も咲いてる。長ーく続く現実の夏ももう始まってる。

7月の兼題。「鱧」「髪洗ふ」「守宮」「虹」「向日葵」「ビール」

 

やっぱ「ビール」から行こう。

整形

昨夜、録画してた「恋人たちの予感」(89)という古い映画を見た。

ビリー・クリスタルメグ・ライアン共演のラブコメだ。

メグ・ライアンはこの後、トム・ハンクスとのラブコメ数作でどんどん有名になっていった。

しかし、トム・ハンクスはシリアスな作品へ方向転換し、アカデミー賞を取る俳優になった。片や、彼女は出演する作品を選ぶ眼がなかったか、自信がなかったか、(「羊たちの沈黙」や「プリティー・ウーマン」「ゴースト/ニューヨークの幻」などのオファーを断ったらしい)その名前を耳にすることさえなくなってしまった。

昨年、2019年春に「恋人たちの予感」公開30周年を記念して行われたイベントに現れた彼女は、相変わらずのすらりとしたスタイルだったらしいが、顔は激変していたようだ。ボトックス(?)やフィラー(?)のやりすぎで唇が腫れあがり、頬はパンパンになり、目元にも異変が。整形で女優としてのキャリアが終わったと言われている。

 

あんな可愛い顔の人が何で整形なんだろう。若くて可愛いを売りにしていたから?

でも、若い時からきれいで、いい歳のとり方してる美人女優も沢山いるよ。

吉永小百合とか、八千草薫とか、中野良子大谷直子とか。日本人しか思いつかないけど。

要するに西洋の女性は空気や水のせいで乾燥肌の人が多い。

で、シワが深くなる。

女優ともなれば、一般人より見た目を意識して当然。

だから、多くの西洋の女優が整形するんだろう。

でも、リスクも大きいんだなぁ。必ず成功とは限らないから。

それにきっと、お高いんだろうなぁ。控除されないだろうし。

 

まあ、いずれにせよ、わたしとは関わりのない世界だ。

こんな顔でも60年以上、つきあってきて愛着もあるし。

 

あなたはいかが?

街へ

今日の午後は何ヶ月ぶりかで、相方と百貨店へ行く。

お中元も準備しておきたいし、着る物も見たい。

飲んだり食べたりはしない。

ご用が終わったら真っすぐ帰ってくる。

それでも楽しみ!

何だろう、このウキウキ感。

やっぱり元々、出歩くのが好きな人間なので、自粛している間に溜まってたものがあったんだろう。

海や山、田園風景。たまにはいいけど、ずっと住みたくはない。

根っから街の子なんだ。

 

ヒャッホー!

 

行ってきます。

自己顕示欲

先日の投句5句の結果がメールで来た。

 

結果はお二方の先生からそれぞれ1句に並選いただいた。まあ、それは大体、いつも通りだ。でも、互選(俳句を詠んだ人同士で選すること)がいつもの1人5句ずつではなく、10句だったので、わたしの詠んだ5句もすべてがどなたかの選に入った。

これはとても嬉しかった。

わたしはキャリアが浅いのに(から?)、うちの結社と傾向の違う句を詠みたがる。唯一、わたしの教室の先生だけは変わった句でもよい句ならとって下さる。

これはこれで、また難しいのだが。

で、今回、投句した会のメンバーはうちの結社のすごい先輩方ばかりで、わたしの句など洟も引っ掛けられないのが常だった。

なのに今回、互選がいただけたのは、5句のうち4句は、わたし的にはすごく大人しくて地味な句にしたからだと思う。ある意味、置きにいったのだ。

 

あー、微妙。

毎日のように俳句のノートに書いてはいても、自分でも納得のいく句はほとんどない。

その少ない中から、投句先のメンバーの傾向を考えて出すのだ。

時々、先生が句会でわたしの句を沢山とって下さることがある。

その時の句は季語を見る角度がちょっと変わってて、表現もちょっと違う。

ある意味、先生は新参のわたしに期待して下さってるのかも知れない。

もし、そうならありがたいことだ。

 

基本、ひとと違う句が詠みたいのだ。

まだ3年しか俳句やってないのに、何十年のキャリアの方々に対して僭越だが。

 

自己顕示欲、強すぎる。

人間だもの

昨日は目眩がひどくて一日しんどかった。

うつむいた時だけじゃなく、壁の時計を見るために首を後ろに傾けても、グラッときた。

お医者様に言われた通り、薬を飲んでいるのによくならない。

今までだったら、1日、2日で治ったのに。

目のせいか、もしかしたら脳じゃないかと、どんどんマイナス思考になってゆき、夜には録画してあったテレビ番組、見ても集中できなかった。

 

今朝、目が覚めた時、またグラッと来るだろうと覚悟して、目覚まし時計の方に首を動かした。

ん?

なんともない?

 

それから、気のせい程度の目眩はあるが、本格的なのは、今のところ、ない。

 

歳のせいでお薬の効き方が遅かったのかしら。

いただいたお薬はもう1日分ある。

だから今日は耳鼻科へ行かずに様子をみることにした。

 

それにしても、つくづく思う。

わたしの心のキャパシティーの何と小さいことよ。

昨日はわたしの生活のすべてがブルーに染まっていた。

何をしても楽しくない。わたしの形をした着ぐるみの中に入り込んだような状態で、じっと様子をうかがっていた。

 

それが今はすっかり普段通りのわたしに戻っている。

小さいけれど、わたしの世界がちゃんとここにある。

 

たかが目眩でこの騒ぎだ。

いい歳して人間が出来てない。

 

ま、いいか、人間だもの って相田みつをか。